師 : リュウケン ↓ 「今日は個人トレーをやります。
これは基本的なことだから何時間もかけてると給料でないからそのつもりで手早くやるように。 」
ケンシロウ ↓
石膏模型もアンダーカットの処理もバッチリだ。
パラフィンワックスでカバーするのもまあまあすんなり行った。
「よしっ。いくぜー!!」
常温重合レジンのモノマーとポリマーを混ぜ混ぜして、いざっ!
圧接ぅー・・・
「なっ、なに?
うまく伸びないぞ!?」
手早くしてしまわないと常温重合レジンは固まってしまう。
汗、汗、汗
・・・
うっ、ボコボコ・・・(TT)
しかもすごく薄いところがある。
再度ポリマーをぬりぬりして、モノマーを足す足す足す・・・。
うーん、かなり分厚くなったような・・・
小さなことを気にしては大物にはなれないと昔から言われたものだ。
リュウケンのところへ持っていく。
師 : リュウケン ↓
「えらいぶさいくやなー。カーバイトバーで均等な厚さに削って。」
ケンシロウ ↓
「うっ、やっぱり・・・。(汗)」
既にできていた人の個人トレーを見てみると、めっちゃきれいなのがあるではないかっ!
名前を見てみる。
トキか・・・ ムムやるな。 うむー。
気を取り直して、カーバイトバーで削る削る削る。
カーバイトバーの回転音と吸気口の轟音の中でもくもくと削る削る削る。
ふー休憩だー。
ふとトイレで鏡を見てみると・・・
顔と頭にカーバイトバーで削ったレジンのかすがいっぱいついていた。
ふー。
どっと疲れながらもバサバサして払うことに。
カーバイトバーの次はペーパーコーンで研磨だ。
これがいくらやってもぼこぼこが直らない。
あーだこーだと色々教えてもらってようやくそれらしくなってきた。
次にハンドルだ。
ようは持つとこね。
30mm×15mmの大きさくらいに手でこねて、
さっき作ったトレイと合体させるわけだ。
再度常温重合レジンでこねて、GO!
このこねるのもなかなかのクセ者で手つきにも慣れがいるようだ。
頃合を見計らって適当な大きさにして、トレイと合体ー!!
正面になるようにしてと。
ハンドルとトレイの境目もきれいにしてと。
よし。
固まったところで再度リュウケンのところへ・・・
師 : リュウケン ↓
「ハンドルが曲がってるなー。ハンドルとってやり直し!!」
ケンシロウ ↓
「えっ! 真っ直ぐ付けたはずなのに。」
見てみる。
うっ、めっちゃ曲がってるし・・・
そうか、斜めから見てたからか。
カーバイトバーでハンドルを削る削る削る。
よし、再度挑戦だ。
常温重合レジンを練って、
ハンドルを作って、
合体。
あれっ、正面で付けても周りを見回してるうちにハンドルが動いている・・・。
これが原因だったのか。
(原因はあまりにも単純なことだった。はずかしくて誰にも言えない・・・)
とっとっとっ。
よし、今度こそOKだ。
研磨してと。
持って行く。
よし、OKとのこと。
長かった・・・
この時点で、何日も経過してたりする。
早い人は常温重合レジンを圧接した時にきれいに仕上げるので、
研磨もいらないそうだ。
歯科技工士への道は遥かに遠い・・・
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