石膏による洗礼を浴びた後、ケンシロウは無事石膏を混ぜきることに成功した。
次にすることは、模型の型に石膏を流し込んで行くことだが、なにぶん彼には初めての操作だった。
ケンシロウ ↓
さて、スパチュラに石膏を少し取ってと、
模型の型に乗せる。
ぼとっ。
「えっ?」
少しと思っていた量は、実は多過ぎていた。
石膏は一気に右と左の両サイドに流れて行き、
さらに歯のところにも勢い良く土石流のごとく流れて行った。
「うーむ。」
どう見てもゆっくり流れたようには見えなかった。
一抹の不安がよぎりながらもその後は慎重にゆっくりと流す。
それから1時間後・・・
石膏を模型から取り出す操作にとりかかる。
ケンシロウ ↓
さてと、
おっ、取れない。
バット ↓
「なんだこりゃ、とれないぞー。」
マミヤ ↓
「ちょ、ちょっとこれどうなん?」
という声があちこちで聞こえて来る。
よくわからないのでリュウケンのところへ聞きに行く。
師 : リュウケン ↓
「両側を少し広げて下から押し出すように。
ぴったりはまってるのでちょっと力を入れて模型を割らないように慎重に。」
ケンシロウ ↓
おし、取り出せた。
「ウッ!」
模型の歯のところの至る所に丸い穴が開いていた。
「こっ、これはまずいっ!」
原因がわからないのでリュウケンの元へ。
師 : リュウケン ↓
「これは気泡が混入した時に起こる現象だ。
石膏を流し込む時にちゃんと脱泡したか?」
ケンシロウ ↓
「はい。しました。
けど、勢い良く流れて行ってしまいまして・・・。」
師 : リュウケン ↓
「それが原因だ。やり直し!」
ケンシロウ ↓
「やっぱり。」
ケンシロウの挑戦はまだまだ続く・・・
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