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嗚呼!! メロットダイ


乳歯に既製の歯冠を被せなければならない。  (なぜだかは省略ー)

まずは模型を制作する。

ケンシロウ ↓
あいかわらず模型製作の時には気泡が入り、2回目で成功!

まずは歯冠を被せる乳臼歯の模型部分だけを切り取って円柱形に加工する。

ケンシロウ ↓
さてと、まずは歯冠部分をノコで切り取ってと、
それに合わせて円柱形にトリマーできれいに削る。
オッケー!♪

師 : リュウケン ↓
歯冠の歯軸に沿って円柱形に削るようにー。

ケンシロウ ↓
ふと、横から眺めてみる。
うっ!!
歯冠の歯軸と円柱の中心線が60度ほども傾いているではないかー!!
「まっ、まずい!!」
「なんとかせねば…」
とりあえずリュウケンに見せに行こう。

師 : リュウケン ↓
「歯冠の歯軸方向に円柱の中心が来るように、ここを削って足りない部分はパラフィンワックスをもるように!」

ケンシロウ ↓
「あっ、なるほど!」

今度は注意してワックスで盛って歯冠歯軸方向に円柱の中心が来るようになった。
「よし!」

次はメロットダイの製作である。
これは今作った円柱形のものをメロットメタルに置き換える操作である。

まずは印象を採って、それをメロットメタルに置き換える。

ケンシロウ ↓
よし、印象材を適量とって、混ぜる、混ぜる。
この練和テクはかなりのものと思っている。
が、本人が思っている程すごいとは思われていないらしい。

「俺の練和テクすごいやろー!」

レイ ↓
「まー、なかなかやけど、威張るほどのもんでもないんちゃーう?
所詮練和やしー。」

ケンシロウ ↓
「うっ、ま、まあ、そうかも。」

ケンシロウは押しが弱かった… (ToT)

さて

ケンシロウ ↓
おし、いい感じだ。
咬合面と歯頚部を先に印象材をつけて、ずずっと円柱模型を突っ込む。
固まってはずしてと。

「おし、なかなかいい感じだ。♪」

メロットメタルを溶かしてと、
「おっ、めちゃ溶けるん早いやん。♪」

印象をとった所に流す。

ジュー! ジュー!
その刹那、何かが激しく飛び散った!

「おわっ!! 焼肉かー! 汁が飛んでるぞー!!」
汁ではなかった。メタルだった。 f^_^;

メロットメタル ↓
溶融温度は約95度であり、金属にしては非常に低い温度で溶融するが、わかっていても金属がどろどろなものに触れるのは抵抗がある。
ま、水が沸騰してる温度だからすごく熱いのは確かやけどね。 (汗)

ケンシロウ ↓
「あぶない。 あぶない。 ふー。 びびらせやがるぜー! (^_^;)」

無事メロットダイが完成。♪

よく見てみる。

ん?

良く見てみる。

ん? ん?

何かがおかしい。

おっ、咬合面に大っきなでっぱりがあるではないか!

これは気泡というにはあまりにもでかい。

印象の咬合面を見てみる。

うーむ。確かに穴が開いている。

「なんだこれは…」

いろいろと考えてみる。

うーむ。

考えた結果、高温のメロットメタルが局所的に集中して印象に当たったので、
一部が溶けたのではないのか?という結論に達した。

いわゆるホットスポットという現象だね。♪

とりあえずリュウケンの元へ持っていく。

師 : リュウケン ↓
「これはあかんなー。これは気泡やでー。」

ケンシロウ ↓
うっ! 気泡だったのかー! 不覚!!

「これってやり直した方がいいですかねー?」

師 : リュウケン ↓
「そやな。やり直した方がいいなー。♪」 o(^-^)o

おもいっきりにこやかにリュウケンは言った。

ケンシロウ ↓
うっ、そんなにうれしそうに言わなくても… (>_<)

ま、思わず笑いたくなったのだろうー。
気持ちはわかるが…

そんなこんなで、その後、印象5回目にしてメロットダイの製作に成功したのだった! (T_T)


 
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